リュックの中身-常備編

リュックの中身-常備編

山の道具の選定は難しい。何を購入し、また持っているものの中から気候条件や行動時間、体力に合わせて持っていくべき道具、持っていきたい道具を選べるようになるには経験値が必要になってくる。また経験を積むことによって登山のスタイルも確立してくるだろう。ここではこれから登山を始めたい、若しくは始めて間もないビギナーの方や、熟練の方にはアイデアの一つとして私の使っている道具をケース別に紹介したい。

常備アイテム

日帰り、テント泊、小屋泊、季節、体力やスタイルに関係なく常にリュックに入れて持っていく道具。

ハイドレーションシステム:Platypus

アウトドア 給水用 ボトル ビッグジップLP 容量2.0L

プラティパスのハイドレーションシステムは他のメーカーのものよりと化学臭が少ないと定評で愛用者が多い。とても頑丈で扱いやすく品質もしっかりしており多少高価だが満足度は高い。タイプは上部が広口になっているジップタイプとペットボトルのキャップと互換性のあるキャップタイプがあるが、私は洗浄のしやすさと給水時の利便性を重視してジップタイプを使用している。歩きながらの給水がスムーズで、ボトルの出し入れもなく立ち止まる必要がなくなるためタイムロスをなくせるほか、チューブによる少量ずつ給水は尿意の頻度を減らすことにも繋がるようだ。水がなくなれば小さく折りたたむことができるので荷物を縮小できる。

ウォーターボトル:Platypus

アウトドア 給水用 ボトル プラティ 容量2.0L

給水用途とは別に調理用(コーヒーや料理)、ハイドレーションの補給用に上記のものと一緒にリュックに入れている。私はハイドレーションシステムがジップタイプのため、補給時には移し替えが必要だが、キャップタイプを使用していればキャップを付け替えるだけでそのままハイドレーションシステムとしても使用できる。こちらも水がなくなれば小さく折りたたむことができるため帰りの荷物は縮小される。また変わった使い方ではあるかもしれないが、非常に頑丈なためテント泊の際の枕として使用している方もいるようだ。

ストーブ&ガスカートリッジ:SOTO

マイクロレギュレーションストーブ ウィンドマスター

ソトのウィンドマスターは風や寒さに強い構造となっており、信頼性の面から複数所有しているストーブの中で最も使用頻度が高い。付属のゴトクは3本で安定感に不安があったため別売りの4本ゴトクを購入して使用している。

マグカップ:snow peak

チタン ダブルマグ 300

チタン製で非常に軽量なスノーピークのマグカップ。シングルもあるがコーヒーを飲む機会が多いため保温性を重視して高価だがダブルを選定。いつもリュックにカラビナでぶら下げて携行している。

ケトル:snow peak/mont-bell

山で寛ぐ時間にはお湯を沸かすという行為はつきものだ。そのためか、登山をする人の中にはケトルにこだわっている人が少なくない。私はテント泊用には重量や容量などの実用性を考慮したものを使用しているが、日帰り用には少し贅沢なケトルを選んでいる。それぞれについては「日帰り編」「テント泊編」で紹介しているのでここでは詳細については省略する。

コーヒー豆:Lion Coffee

ライオンコーヒー バニラマカダミア

20年近く愛飲しているハワイのフレーバーコーヒーの代表格、ライオンコーヒーのバニラマカダミア。様々な種類のフレーバーがラインナップされているがバニラマカダミアしか飲まない。バニラ系のフレーバーコーヒーは他の銘柄のものも多く試したが結局これに落ち着いている。少し薄めにドリップするのがお気に入り。

コーヒーキャニスター:RRIVERS

ユースボトル S250

本来の用途は250mlのコーヒーボトルのようだがキャニスターとして使用している。日帰り登山で愛用しているスノーピークのケトルの中に収納できるキャニスターを探している際に見つけて購入。
サイズ:約幅60mm×高さ140mm

コーヒードリッパー:UNIFLAME

ユニフレーム コーヒーバネット cute

ユニフレームの折りたたみ式コーヒードリッパー。バネ状に伸縮するのでコンパクトに収納できる。収納ケースが付属しているため、フィルターを一緒に入れて常備。

ローテーブル:SOTO

ソト ポップアップソロテーブルST-630

SOTOの折りたたみ式ローテーブル。ストーブでお湯を沸かす際、地面の凹凸を解消し安定性を向上させてくれる。二つ折りになる天板を開けば脚がポップアップし組み立ては不要。絶対になければならないものではないがコンパクトで重量も軽いため便利アイテムとして常備。ストーブとマグカップが2つ程置ける平坦なスペースを確保できる。本体重量:395g

トレッキングポール:LEKI

SPD2サーモライトDSS

荷物を背負った歩行中に腕の力を使ってバランスを維持することによって下半身にかかる負担を軽減する。SPD2サーモライトDSSはスピードロックシステムを採用しており、ポールの長さ調整がスピーディーにできるほか、ダイナミックサスペンションシステムで地面からの衝撃を吸収し、手首への負担を軽くする。怪我をした時などは杖代わりにもなるため非常時対策としても常備。

非常時用アイテム

普段あまり使うことはないが、万が一の時のために常にリュックに入れている道具。

携帯トイレ

ほっ!トイレ

山の中で便意を催しても近くにトイレがあるとは限らない。茂みがあれば目隠しにはなるだろうが、稜線などの開けた場所では隠れる場所を見つける事も難しい場合が想定されるため、目隠しポンチョ付きの携帯トイレは常にリュックに入れている。特に女性にとっては必需品と言えるだろう。

ヘッドライト:Black Diamond

スポット BD81053

夜間の山中での行動はできるだけ控えたいが、体調や怪我などによりやむ終えず日没を迎えてしまうこともあるだろう。街中と違い夜の山は真っ暗で灯なしに歩くのは困難だ。テント泊の時はもちろん日帰りで使う予定がない時でも万が一に備えて常に携行するようにしている。このヘッドライトは近距離用、遠距離用の2種類の常用ライトの他、緊急時の赤色灯も搭載している。出発前には必ず点灯確認を行い、予備の電池も合わせて常備している。

ファーストエイドキット(救急セット)

出番は少ないが怪我等の非常時に備えて常備。中には絆創膏、テーピング、ライター、コンタクトレンズ、常備薬など自分の状況に合わせて入れ替えて使っている。特に専用のものである必要はないかと思うがまとめて収納し目立つケースに入れておけばいざという時に取り出しやすい。

モバイルバッテリー:Anker

PowerCore 20100​

主にスマートフォン用のモバイルバッテリー。日帰りでの出番は少ないが、山行時のGPSログをスマートフォンでも記録しているため念のために持ち歩くようにしている(テント泊の時は必需品)。1回の満充電でiPhineXsを5回充電できる超大容量のモバイルバッテリーで未だ使い切ったことはなくスマートフォンの充電だけでは容量を持て余している。ヘッドライトを充電式にするなどすると活用度は広がる。

予備電池:Panasonic

エネループ

主にヘッドライト用に常備。テント泊の場合はランタン用の電池としても使用する。

紙地図とコンパス

山と高原地図

山に登る際はいつもはスマートフォンのGPSアプリを使用しているが、故障などの万が一の時のため紙の地図は常備するようにしている。コンパスと合わせて地図を読めるようにしておくと登山の安全性は高まる。山と高原地図はエリア別に別れて書店やアウトドアショップなどでも販売されている。コースタイムなどの情報が記載されており登山前に持っておくと計画も立てやすく、防水紙で作られているため雨天の時でも頼りになる。コンパスは地図上で距離の計測ができるようにスケール付きのものを選びたい。

終わりに

常備するものの中には怪我や遭難などの非常時に備えるものも多く含まれる。普段あまり使用することはなく荷物を少しでも小さくしたいという気持ちはあるが、万が一の事態になった時に周りに人がいるとは限らないのが山だ。山に入る時は常に非常事態を想定し、そこから脱出するための準備しておくことを心掛けたい。

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